2012年12月発行 2012年度第9号
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『もやもやの中で・・・・』 越谷支部代表 kino
くらぶメゾン越谷が3年の実験期間終了を迎える。
2012年度の越谷支部の活動は、まさに“メゾン一色。
“ふら~りdeお茶(生活クラブお試し会)”を地区と協力開催 することをはじめ、
多くの企画をメゾンのある越谷生活館に集中させ たくさんの出会いがありました。
子育て広場“はぐはぐ”に訪れた小さな子どもを連れたお母さん、
“昔加入していたのよね”というお孫さんのいらっしゃる世代の方、
組合員のお友だちから聞いて興味を持って・・・という方など。
これまで“生活クラブを知らなかった” “聞いたことあるけど、よく知らない”
“興味はあるけど、なんだか敷居が高くて” ・・・そんな方の背中をポン!と
押すこと、それが組合員活動の ひとつかなと感じた一年でした。
クラブにはどうして組合員活動が(こんなに!?あるのだろう”と。
先日の『協同組合の価値と原則』という研修で、≪組合員主権≫が
第一原則であるということを知りました。
ワークショップの中で、自主監査もエッコロ制度も支部大会も、
≪組合員主権≫の原則があるからこそ存在する、生まれてきたと
いえるのだとみんなで確認し合いました。
まさに国政では衆議院議員選挙期間中ですが、新聞の記事に、
『投票に行かないということは、問題が起きたときの責めは自分で
負うということを自覚するべきだ』というシリア出身のジャーナリスト
カルドン・アズハル氏の言葉がありました。
一人ひとりがそれを自覚すれば日本も変わる。
組合員活動って、選挙の投票に行くことと似ていると思いませんか?
私たちは企業の作ったものを買う組織の登録者ではなく、
生産者も組合員も協同組合の構成員であり、組織を作っている一員。
だからよりよい仕組みを作るためにそれぞれが発言をし、アクションを起こす。
委員になることが活動のすべてではないですよね?
消費材の物語を知って利用する、いいと思ったものは知らない人に 伝える、
改善すべき提案はする・・・すべては組織をよりよく存続させるための “活動”。
そんなことを考えた一年でした。
“生活クラブ好き”が増えることを祈って・・・みなさん、よい年をお迎えください。
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