ちょっとよんで!
ぴーす 第21号より
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2012年12月9日(日)
市民測定所・さいたまラポ代表の藤井努さんを講師にお迎えした
大人の学校が開催されました。
12月5日に開所されて以来の実測データをもとに、
食品や土壌汚染についての考察と提言をお聞きしました。
~被曝しないためにできること~
埼玉県内産(自家栽培を含む)の野菜を測定したところ、
検体数の多かったじゃかいもは全て不検出。
白菜、きゅうり、ほうれん草、小松菜も同傾向で、不検出でした。
さつまいもも県内産では不検出でしたが、群馬・千葉の一部では
検出されているようです。
検出されたものには、東松山のしいたけ(40㏃/kg)
さいたま市のタケノコ(16㏃/kg)
春日部・加須のブルーベリー(目視で2㏃/kg)
北本のゆず(20㏃/kg)があります。
【食品測定結果から見えてきたこと】
特に、みかん(柑橘系)、梅、タケノコ、しいたけ(きのこ類)
などに関しては、東北・関東の範囲でセシウムが検出されいる
ことが多いです。
柑橘系には気をつけてほしいと思います。
静岡産煎茶で211㏃/kgあった。
お茶に関しては静岡までダメなのではないかと思われます。
ブルーベリーについては、群馬・千葉は数㏃単位ではないかと
類推されます。
千葉県流山市の栗は86㏃/kg あった。
桃については福島県産の場合、検出下限値を10・20㏃/kgに
設定すると全て検出される可能性があります。
那須高原産のじゃかいもで11.23㏃/kg 検出されたものがあった。
セシウムを取り込みにくいとされるものに出るということは
危険ではないか。
じゃかいも、玉ねぎ、きゅうり、なす等の野菜に関しては、
埼玉県内産ではセシウムの検出されていません。
精米・玄米に関しても同様ですが、福島県福島市・いわき市、
栃木県日光市の検体からは検出されました。
高濃度汚染地域は畑を除染しない限りは出てきてしまうのでは
ないかと思われます。
米のように毎日食べるものについては、1日1ベクレル(表を参照)
であっても身体に蓄積されていくので、気をつける必要があります。
つづく・・・・
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